そんな人に向けて、Booking.comプライスマッチの仕組み、申請条件、申請方法などをご紹介していきます。
また、ExpediaやHotels.com、agodaなど、他の旅行サイトの最低価格保証(=プライスマッチ)とも比較していきます。
Booking.comプライスマッチとは?
Booking.comのプライスマッチは、他の旅行サイトで、同じ内容のより安い宿泊プランを発見した時に、差額が返金される仕組みです。
プライスマッチは、Booking.comで、ホテルを予約済みの時に使えます。ホテルを検討中の段階では、ダメです。
また、基本的に差額は、クレジットカードに対して、返金処理がされます(一部ブランドのクレジットカードのみ)。
CHECKプライスマッチは、箇所によっては、最安値保証と表記されています。また、他の旅行サイトでは、最低価格保証やベストレート保証、ベストプライス保証などと呼ばれます。
プライスマッチの申請条件と申請方法
実際に、Booking.comのプライスマッチを使うとなった時は、以下で紹介する条件を満たした上での申請手続きが必要になってきます。
上にも書き、繰り返しになりますが・・・
Booking.comのプライスマッチは、他の旅行サイトで、同じ内容のより安い宿泊プランを発見した時に、差額が返金される仕組みです。
この同じ内容という部分が結構、曲者です!
申請条件
プライスマッチが使えるのは、他の旅行サイトで、発見した宿泊プランが次の全ての条件を満たしている時だけです。
- 同じ宿泊施設、同じ部屋タイプであること
- 同じチェックイン日、同じチェックアウト日であること
- 同じキャンセルポリシー、同じ予約条件であること←特に注意
また、全ての条件を満たしたとしても、Booking.comのスタッフが確認した時点で、閲覧、予約できない場合は、対象外になってしまいます。
- 比較対象が予約するまで宿泊施設、部屋タイプが分からない旅行サイトや宿泊プラン
- 他の旅行サイトの会員プログラムや報酬プログラムが適用されている宿泊プラン
- 他の旅行サイトの割引クーポン、セール、キャンペーンが適用されている宿泊プラン
申請方法
プライスマッチは、Booking.comのカスタマーサービスに問い合わせすることで、申請できます。
該当するトッピックで、料金を選択
サポートが必要な場合で、何らかの項目を選択
最長で、チェックイン日の24時間前まで申請を受付けています。ただ、返金を希望する人は、早めに申請をしてください。
カスタマーサービスのスタッフが確認した時点で、時間切れ、売り切れとなっているのを防ぐためにです。
また、問い合わせフォームの本文部分に、次のような内容を入力すると、やりとりがスムーズに進みます。
- プライスマッチ、または最安値保証の適用により差額の返金を希望する一文
- 同じ内容のより安い宿泊プランが見つかった旅行サイト
- 同じ内容のより安い宿泊プランが見つかった旅行サイトのページURL
- 予約番号←会員登録しないで予約した人だけ(予約確認メールに記載)
差額は、Booking.comで予約した、ホテルの宿泊後に返金されます。また、返金の最終手続きとして、カスタマーサービスに、ホテルが発行する請求書、または、クレジットカード会社が発行する明細書のデータ送付が必要です。請求書や明細書の紛失、破棄、送り忘れには注意です。
他の旅行サイトの最低価格保証と比較
Booking.com以外に、Exepdia、Hotels.com、agodaにもプライスマッチに似た制度があります。他の旅行サイトでは、最低価格保証や最安値保証と呼ばれています。
参考までに、他の旅行サイトのプライスマッチ(=最低価格保証や最安値保証)の内容も見ていきたいと思います。
CHECK申請条件は、どの旅行サイトでもほとんど同じです。全く同じ内容の宿泊プランが対象で、なおかつ、会員限定の特別価格などは対象外です。
Expedia
保証内容:20,000円を上限に差額の2倍を返金申請期限:予約した後、24時間以内必要情報入力ページ:https://www.expedia.co.jp/p/corporate/price-guarantee
追記事項2017年10月に、Expediaの最低価格保証は廃止されました!
Hotels.com
- 保証内容:差額を返金、または、差額分を割引クーポンで補償
- 申請期限:チェックイン前日まで
- 必要情報入力ページ:https://jp.hotels.com/customer_care/pillar/price_guarantee.html
追記事項Hotels.comの最低価格保証は継続されていますが、返金に至らないケースが多いです。
agoda
- 保証内容:他の旅行サイトと同じ金額、または、より安い金額を保証
- 申請期限:不明(予約確定済みの場合のみ適用)
- 必要情報入力ページ:https://www.agoda.com/ja-jp/pages/info/bpg/bpgform.aspx
最後に!プライスマッチのおさらい
Booking.comのプライスマッチについて、いろいろと説明してきました。最後に、あらためて内容をまとめていきます。
- 他の旅行サイトで、同じ内容のより安い宿泊プランを発見した時に、差額が返金される
- Booking.comで、ホテルを予約済みの時に使える、検討段階ではダメ
- 所定の申請条件を満たした上での申請手続きが必要(申請条件と申請方法)
- Hotels.comやagodaにもプライスマッチに似た仕組みがある
金額が大きく違う場合は、別ですが、差額が数百円程度であれば、わたしは、プライスマッチの調査や申請の方が面倒くさいと思ってしまいます。
一応、ホテルを予約する前に、トリバゴで料金比較もしていますし・・・
正直な話、Booking.com、また、他の旅行サイトでもプライスマッチ(=最低価格保証や最安値保証)自体に、あまり魅力は感じません。
Booking.comは、Geniusプログラム、友達紹介キャンペーン、各種セールがお得だと思い、使っています。プライスマッチは、オマケといった認識です。
この記事を書くにあたって、過去に予約したホテルの予約確認メールを確認してみました!ホテルによって、予約確認メールに、プライスマッチや最安値保証と書かれている場合、書かれていない場合がありました。この違いは何なのでしょうか?機会があったら、Booking.comのカスタマーサービスに聞いてみたいと思います。